2024年9月にポーランド・クラクフで開催された FIAT-IFTA 国際大会において、エンバーミング委員会が新設されました。本委員会は、エンバーミング手順・訓練・安全プロトコルに関する国際的に受け入れられるガイドラインを策定し、世界中の水準を高めて遺族へより質の高いサービスを提供することを目的としています。
このガイドラインはまた、業界専門職・葬祭関連団体・規制当局の相互協力を促進し、各国で異なる基準を調和させることを目指しています。
その第一歩として、委員会は各地域・文化で実際に用いられているエンバーミング技術・資材・手順を調査し、防護措置や有害化学物質の取り扱い、労働衛生規制、法制度、文化・倫理的配慮を把握する必要があります。
さらに、本調査はエンバーマーが直面する資源不足・法的制限・技術的課題を明らかにし、世界各国で必要とされる訓練レベル・資格・認定の実態を把握することにも有益です。これは世界初の大規模エンバーミング調査であり、皆さまのご協力は葬祭業界全体への貴重な貢献となります。
※本アンケートは国際的な視点で作成されているため、日本の実情と合わない設問や、回答が難しい項目が含まれている場合があります。その場合は、最も近いと思われる選択肢を選んでご回答ください